政治の究極目標は「将来の世代を含めた一人ひとりの生命などを守ること」であると考えています。そしてその目的を達成するためには「ミクロ」「マクロ」、「過去」「未来」、「メリット(プラス)」「デメリット(マイナス)」などという複数の視点によって目の前の深刻な問題を相対化することが必要だと考えています。
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2008年になった。前回(2007/9/16号)から約4カ月が経過したが、日本の政治は実質的な進展が見られないまま「越年」してしまった。確かに内閣総理大臣・自民党総裁が安倍晋三前首相から福田康夫首相に交代(2007/9/25)したし、「大連立」の動きに関連した福田首相と民主党の小沢一郎代表による党首会談(2007/10/31,11/2)や小沢代表の辞意表明(11/4)・撤回(11/7)騒動などの動きはあった。しかし、前回から現時点までの間に筆者の言う「つくる政治」に向けた動きはほとんどなく、様々な意味での「止める政治」ばかりが繰り返されてきた。
今から振り返ってみれば2007年はどういうわけか永田町周辺に「USO(未確認情報)」や「ゴミ情報」が「ウイルス」のように増殖した1年であった。暇つぶしと言っては何だが、筆者としては日本の政治に実質的な進展の兆しが観測されるまでの間に永田町周辺の「USO(未確認情報)」や「ゴミ情報」の「大掃除」を集中的にやっておこうと思っている。「越年」はしても「大掃除」はしっかりと徹底的にやるつもりである。
「使用上の注意」
さて、今回の文章はいつもの文章とは少し性格が異なる「ノンフィクションの友人の友人」という位置付けになっているから賢明な読者はあらかじめよく注意をして読んでいただきたい。そして「ノンフィクションの友人の友人」は永田町周辺にどういうわけか飛び交っている「USO(未確認情報)」や「ゴミ情報」の「大掃除」に効果的であるということにも注意して読んでいただきたい。ではさっそく「大掃除」を始めることにする。
「投げ出し」の真相
安倍晋三首相(自民党総裁)の後継を決める自民党総裁選が行われ新総裁に福田康夫元官房長官が選出された(2007/9/23。福田氏330票(議員票254、地方票76)、麻生太郎幹事長197票(議員票132、地方票65)、投票総数は528、有効投票数は527)。入院中の安倍晋三首相が慶應大学病院内で記者会見した(2007/9/24)。
「えー、(9月)13日以降、入院して治療に専念をしてまいりましたが、思うように体調が回復せず、今まで国民の皆さまにご説明をする機会を持てずにおりました。内閣総理大臣の職を辞する前にどうしても一言、国民の皆さまにお詫びを述べさせていただきたいと考え、不完全ではありますが、本日このような機会を設けさせていただきました。まず、お詫びを申し上げたいのは、私の辞意表明が国会冒頭の非常に重要な時期、特に所信表明演説の直後という最悪のタイミングになってしまったことです。このため国会は停滞し、国政に支障を来たし、閣僚をはじめとする政府関係者の皆さま、与野党関係者の皆さま、何より国民の皆さまに多大なご迷惑をおかけしたことを改めて深くお詫びを申し上げます。私は内閣改造後、最重要課題としてテロ特措法の延長を掲げ、APECなどの場での各国首脳との議論を通じて、我が国の国際貢献に対する期待の高さを痛感し、シドニーでもその決意を申し上げました。しかし、この1カ月間、体調は悪化し続け、ついに自らの意志を貫いていくための基礎となる体力に限界を感じるに至りました。もはやこのままでは総理としての責任を全うし続けることはできないと決断し、辞任表明に至りました。私は内閣総理大臣は在職中に自らの体調について述べるべきではないと考えておりましたので、あの日の会見では、ここ1カ月の体調の変化にはあえて言及しませんでしたが、しかし、辞任を決意した最大の要因について触れなかったことで、結果として国民の皆さまに私の真意が正確に伝わらず、非常に申し訳なく思っております。総理大臣在職中、多くの国民の方々に温かく力強く応援していただいたことに感謝申し上げます。皆さまの期待に十分お応えできず、申し訳なく残念に思っております。昨日、自民党両院議員総会において選出された福田康夫新総裁に対し、心よりお祝いを申し上げます。私はあすで内閣総理大臣の職を辞することになりますが、新たな総理の下で国民のための政策が力強く進められるものと信じております。麻生(太郎)幹事長、与謝野(馨)官房長官の二人をはじめとする内閣、政府、与党の皆さまには最後の最後まで私を力強く支えていただいたことに対し、深く感謝しております。私も一人の国会議員として引き続き…、今後…、力を尽くしていきたいと考えております」
「(辞任の最大の要因を公表しなかった判断をどう考えるのか、小沢民主党代表との会談が実現してインド洋での海自の給油活動継続のメドが付くなどしていれば首相を続けていたのか、首相臨時代理を置かずに問題はなかったのか、などに)えー、まず、初めの質問でありますが、やはり、辞任の会見においては、最大の要因である健康問題について、率直にお話をするべきであったと、このように思います…(中略)…また小沢党首との会談でありますが、衆議院は自民党が与党で過半数を制している。他方、参議院は野党が過半数を制していて、民主党が第一党であるという状況の中で、国政を進めていく上においては、両党の党首が…、適宜会談を行いながら国政を進めていくということが大切ではないかと考えておりました。特にテロとの戦いのような…、外交安全保障の問題については、基本的な同じ基盤を共有することも必要ではないだろうかと…。その観点から共通点を互いに見つける意味においても、また信頼関係を構築をしながら、そういう環境をつくっていくことによって打開できないかという…、ま、そういう思いで党首会談を申し入れたわけでございますが、その段階では、健康上の理由もあり、私は…、辞任するという決意を固めておりましたが、その上に立って、両党で、そういう…、この問題については特に関係をつくってもらえないだろうかというお願いをするつもりでございました。そしてまた臨時代理についてでございますが、臨時代理については、法律に則って、職務にどの程度支障を来すかどうかという判断の上に今回は臨時代理を置かなかったということになりました」
「(麻生太郎幹事長によるクーデター説などが流布されていたが事実関係は、麻生氏と福田氏のどちらに投票したか、福田新総裁にどういった政権運営を望むか、などに)まず…、麻生幹事長には、ま、総裁と幹事長という関係ですから、辞意ということではなくて、最近少し体調が思わしくないという話はしたことはございます。そして…、巷間(こうかん)言われているようなですね、そういう…、『クーデター説』とか、それは全く…、違います。そもそもそんな事実は存在しないと、ハッキリ申し上げていいと、このように思います。ま、むしろ…、幹事長としてこの困難な状況の収拾に汗を流していただいたと感謝をしております。ま、総裁選につきましては、新たに…、福田総裁、新総裁が誕生したわけでございまして、福田総裁は官房長官として長いキャリアを積んだ方でありまして、非常に安定感のある政策に通じた方でございますので、新総裁を中心に党が一丸となって、そして政府・与党で政策を強力に実行してもらいたいと考えています。ま、一票についてのお話でございますが、その…、もうきのう総裁選挙は終わったわけでありまして、福田総裁の下に結束をしていくことが大切であろうと思います。去っていく前総裁が誰にするかは申し上げるべきではないだろうと…、ま、このように思います…(後略)」
「(今後どう福田政権を支えるのか、次期総選挙に立候補するのか、に)まず、健康を一日を早く回復をしたいと。だんだん食事もできるようになってまいりましたので…、一日も早く退院できるようにと思っておりますし…。あしたは…、首班指名選挙には行きたいと考えております。そして…、一国会議員としてですね、今後活動していくことになるわけでありますが、新しい総裁の下、困難な国会状況ではありますが、一員として、力を尽くしていきたいと考えています。またもちろん…、選挙についても地元の皆さまのご理解をいただきですね、私もまだ政治家を続けていきたいとこのように考えております」
「(安倍首相が「麻生幹事長にだまされた」とか「与謝野官房長官に主導権を奪われた」などと述べたと総裁選中に流布した国会議員がいたようだが真偽は、などに)そういう事実は全くございません。えー、ま、特に今回、突然の辞意表明という形になったわけでありますが、その後の事態の収拾に対してですね、大変…、麻生幹事長も与謝野官房長官もよくやっていただいたと本当に感謝をしております。そういう事実は全くございません」
(以上、2007/9/24夕(17:00-)の入院中の安倍晋三首相の慶應大学病院での記者会見から)
もしも安倍前首相が「投げ出し」などの国民の印象に強く残る言葉を使って辞任会見をしていたら間違いなく2007年の流行語大賞などを総ナメにしていたことであろう。実に残念である。
安倍晋三内閣が総辞職して国会で福田康夫新首相が指名されて組閣人事を行った(2007/9/25。総辞職の閣議・首相指名選挙には安倍首相も出席。在任期間はちょうど1年(正式には9/26までの366日に)。また首相指名選挙は衆院本会議では自民党の福田康夫総裁が指名されるが、参院では民主党の小沢一郎代表を指名、両院協議会を開いても意見が一致せず、衆院の議決が国会の議決に(1948年、1989年、1998年に次いで4回目の事例)。福田康夫首相は父・福田赳夫元首相と同じ71歳で第91代の首相に。親子二代で首相を務めるのは憲政史上初)。そして福田康夫内閣が正式に発足した(2007/9/26)。
<福田康夫内閣> ▽増田寛也総務相・地方分権改革・地方再生担当・道州制担当・郵政民営化担当相(民間、前岩手県知事、再任)、▽鳩山邦夫法相(津島派、自民、再任)、▽高村正彦外相(高村派、自民、防衛相からの「横滑り」(元外相))、▽額賀福志郎財務相(津島派、自民、再任)、▽渡海紀三朗文部科学相(山崎派、自民、初入閣)、▽舛添要一厚生労働相(無派閥、参院議員、自民、再任)、▽若林正俊農水相(町村派、参院議員、自民、再任)、▽甘利明経済産業相(山崎派、自民、再任)、▽冬柴鉄三国土交通相・観光立国担当・海洋政策担当相(公明党、再任)、▽鴨下一郎環境相・地球環境問題担当相(津島派、自民、再任)、▽石破茂防衛相(津島派、自民、福田内閣で新しく入閣(元防衛庁長官))、▽町村信孝内閣官房長官・拉致問題担当相(町村派、自民、外相からの「横滑り」)、▽泉信也国家公安委員長・防災・食品安全担当相(二階派、自民、参院議員、再任)、▽岸田文雄沖縄北方・国民生活・科学技術・規制改革担当相(古賀派、自民、再任)、▽渡辺喜美金融・行政改革・公務員制度改革担当相(無派閥、自民、再任)、▽大田弘子経済財政担当相(民間、再任)、▽上川陽子少子化・男女共同参画担当相(古賀派、自民、再任)。
「私はこのたび内閣総理大臣を拝命いたしました福田康夫でございます。えー、公明党との連立により、政権を担当いたすことになりました。目下…、内外共になかなか厳しい状況ございます。そういう中で、この重責を担ってまいるわけでございますが、全力を挙げて…、この難局に取り組んでいこうと、そういう決意をいたしておるところでございます。まあ…、今回、このような自由民主党の総裁選挙ございましたけれども…、この総裁選挙をすることによりまして、国会中ということもございますけれども、2週間…、国会を止(と)めてしまったという、そういうことがございました。まあ、このことについては…、私ども、大変…、国民及び…、議員の皆さん方に申し訳ないことをしたと、こういうように思っております。も、それだけに、ま、これから…、私、その重責をいかに果たしていくかということについて…、いろいろ考えておりますけれども、何はともあれ、まずはこれまでの政治不信の解消、このことに全力を傾けていかなければいけないと思います。政治不信の解消なくして、私どもがいくら良い政策を説いても、国民の方々は信用してくださらない、そのように思いますと、まず、政治の信用、これを取り戻すことが大事だと思っております。そういう中でも、年金の問題は極めて大きな問題であったというように思っております。これは一年金の問題というよりかは、政府に対する信頼を失ったこと、それは国家への信頼を失ったことにもつながるというようにも思っております。私どもはこのことに大きな責任を感じ、そして、この解決のために全力を挙げてまいりたいと思います。解決の方法は…、名案というものはございません。ただ一つひとつの事案を着実に解決する、その積み重ねによって、国民の信頼を取り戻すことができる、ま、そのように思っております。多少の時間はかかるかもしれないけれども、一生懸命この問題の解決にあたってまいりたいと思います。そして、私どもはこういう問題を…、国民の皆さま方にどのように説明をしていくかということが大事だというように思っております。説明責任を十分に果たすということをこれからやってまいりたいと思っております。また、いわゆる『政治とカネ』という問題がございました。このことも国民の皆さんの不信を買った大きな問題だというふうに思っております。このことにつきましては、今までの政治資金規正法に基づく収支報告がかなりずさんであった部分があったのではないかというように思います。やはり政治家一人ひとりがこの問題の重要さ、これを感じ取って、そして…、間違いない報告を常に示すことができるようにしなければいけない、そのように思います…(後略)」(2007/9/25夜の福田康夫新首相の就任後初の記者会見から)
福田康夫首相は所信表明演説を行った(2007/10/1。全文:http://www.kantei.go.jp/jp/hukudaspeech/2007/10/01syosin.html)。そして代表質問(2007/10/3-5)と衆院予算委(2007/10/8-11)などが行われた。
「この度、私は内閣総理大臣に任命されました。時代が大きな転換期を迎えている現在、政権を担うことの重大さを痛感し、身の引き締まる思いであります。日本の将来の発展と国民生活の安定を最優先に、自由民主党と公明党の連立政権の下、全力を傾けて、職責を果たしてまいります。所信の一端を申し述べるに当たり、自由民主党総裁選挙の実施に伴い、国会運営にご迷惑をおかけしたことについて、議員各位、そして国民の皆様に対し、お詫び申し上げるとともに、今後、誠実な国会対応に努めてまいります」
「先の参議院議員通常選挙の結果は、与野党が逆転するという与党にとって大変厳しいものでありました。この状況下においては、衆議院と参議院で議決が異なる場合、国として新しい政策を進めていくことが困難になります。国民生活を守り、国家の利益を守ることこそ、政治の使命であり、私は、政権を預かる身として、野党の皆様と、重要な政策課題について、誠意をもって話し合いながら、国政を進めてまいりたいと思います」
「我が国は今、一時の景気の停滞から抜け出したとはいえ、時代の大きな変化の中で経済、社会、国際情勢、自然環境など様々な面で先の見えない不確実な状況の中にあります。自分や家族、子どもの将来について様々な不安を抱いておられる方も決して少なくないと思います。こうした不安定な状況の中でこそ、次世代に思いを致し、守るべきものは守り、育てるべきものは育て、引き継ぐべきものは引き継ぐという大きな方針を示し、舵取りを行っていくことが、私に課された責務であると考えます。将来のあるべき日本の姿を見据え、どのようにその姿に近づけるかを常に念頭に置きながら、国民の皆様の目線に立って、改革を続行してまいります。改革の続行に当たって、私は、『自立と共生』を基本に政策を実行してまいりたいと思います。老いも若きも、大企業も中小企業も、そして都市も地方も、自助努力を基本としながらも、お互いに尊重し合い、支え、助け合うことが必要であるとの考えの下、温もりのある政治を行ってまいります。その先に、若者が明日に希望を持ち、お年寄りが安心できる、『希望と安心』の国があるものと私は信じます。激しい時代の潮流を、国民の皆様方とともに乗り越え、『明日への道を一歩一歩着実に歩んでいる』ということを実感していただけるよう、持てる力のすべてを傾けて、取り組んでまいる所存であります。国民の皆様、並びに議員各位のご理解とご協力を心からお願い申し上げます」
(以上、2007/10/1の福田首相の所信表明演説から)
やはりキャッチフレーズは「自立と共存」ではなく「自立と共生」でよかったようである。そしてもしかすると「美しい国」を投げ出すと「『希望と安心』の国」になっていくということなのだろうか? もちろんそれは冗談である。
******ここから「USO(未確認情報)」******
<ジャーナリスト・サル、「猿山崩壊」の内幕を「スクープ」する?>
ある日、「ジャーナリスト・スタイル」で「半化け」したサルくんが突然やってきて「猿山崩壊」の内幕をスクープすると言い出した。
サルくんによると、ある晩の宴席でボスは「とくに『ヤモリ』というヤツは『まあまあボス…』なんて言って無視するんだ。『猿山』の中にも危険が迫っているかもしれないというのに、いったい、どういう神経をしているんだ」などと言いながら盛んに不安を煽っているように思えたという。だからボスが提出した「本物の説明書」には「ヤモリ」という名前が書かれていて、仰天した『猿山』当局が「本物の説明書」を隠蔽したにちがいない。そのことをスクープするという。
[(筆者の友人の友人のオフレコ発言) サルくん、そもそもそんなことが本当にニュースになるの? ましてやスクープになんかなるの?]
******ちなみにもちろんこの付近も「USO(未確認情報)」******
サルくんは続ける。宴席後にサルくんがボスの事務所を訪問したときの取材メモにも驚くべき名前が残っているという。「ヤモリやモリ」。以上、取材メモから抜粋したという。そして試しにこのメモを当時の「図鑑」で照会してみたら「ヤモリ」も「モリ」もしっかりと掲載されていたという。「紙台帳」と同じような紙の取材メモを直接確認したから絶対に間違いはないという。
[(筆者の友人の友人のオフレコ発言) サルくん、自分自身が書いた取材メモだけでは十分な「証拠」にはならないよ。それに「図鑑」に載っていても何の「証拠」にもならないんじゃないの? だいたいサルくんは誰からなんて聞いたの? ボスから直接聞いたの? それにたとえボスが本当に「ヤモリ」と言ったとしても、だからと言ってボスが「説明書」に「ヤモリ」という名前を書いたことにはならないし、ましてや「猿山」当局が隠蔽したということにはならないんだよ。サルくん、これじゃあ、「猿山崩壊」以前に「取材崩壊」だよ]
******ここから「密室」内の出来事(もちろんこの部分も「USO(未確認情報)」)******
投げ出すおじさん、投げ出すおじさん、こんにちは。
(Q)「取材」って何のためにするの? (A)おじさんは政治家だからよく分からないよ。でも、少なくとも出所不明・根拠不明の噂話や怪文書をかき集められるだけかき集めて「もっともらしい話」をでっち上げたり、政治家や有名人と「お友だち」になって一儲けするためにするのが「取材」じゃないんだよ。それを忘れたら「取材」とは言えないんだ。(Q)ふーん。僕には難しくてよく分かんないや。やっぱり人間はすごいんだね…。
(A)それがぼくらの信念なんだ。さあ、出所や根拠を明らかにするために「取材」に行こう!
******ここまで「密室」内の出来事(もちろんこの部分も「USO(未確認情報)」)******
それでもサルくんはしつこく続ける。サルくんの渡した「偽物の説明書」のコピーを見ながら「関係者」は不思議そうにこう答えたのだという。「正直に申し上げて、これは違うものではないでしょうか。肝心な部分が消されています。ボスから最初に届いた『説明書』には、はっきりと名前が書いてあったはずです」(「猿山」関係者)。
[(筆者の友人の友人のオフレコ発言) サルくん、その「関係者」が最初に見たというのは本当に「本物の説明書」なの? そしてなぜボスの「本物の説明書」だと分かったの? だいたいサルくん、その「関係者」って誰? おーい、その「関係者」、いったいどこにいるんだ? 出てこい!]
******ちなみにもちろんこの付近も「USO(未確認情報)」******
ちなみにサルくんの記事には必ず目立つ場所に「ジャーナリスト・サル」か「サル(ジャーナリスト)」と書いてあるという。サルくんの友人でもある「さる関係者」によると、サルくんは虚ろな目で「この印じゃなくちゃダメなんだ」とだけつぶやいて雑誌を抱え込んだまま黙り込んでしまうこともあるという。
******ここから「密室」内の出来事(もちろんこの部分も「USO(未確認情報)」)******
投げ出すおじさん、再びこんにちは。
(Q)「ジャーナリスト」って何のためにいるの? (A)おじさんは政治家だからよく分からないよ。でも、少なくとも政治家や有名人をおだてたりいじめたりして彼らの「寄生虫」になったり、政治家や有名人と「お友だち」になって社会の「寄生虫」になるためにいるのが「ジャーナリスト」じゃないんだよ。それを忘れたら「ジャーナリスト」とは言えないんだ。カタカナの「ジャーナリスト」と英語の「journalist」とは似て非なるものなのかもしれないね。(Q)ふーん。ぼくには英語は難しくて全然分かんないや。やっぱり人間はすごいんだね…。でも、「寄生虫」は悪いヤツらだよね! ぼくもあいつらには本当に困っているよ。(A)「投げ出し」がぼくらの信念なんだ。さあ、「寄生虫」も投げ出そう!
******ここまで「密室」内の出来事(もちろんこの部分も「USO(未確認情報)」)******
サルくんは自分自身の立場に置き換えてみるとよく分かるらしい。ちなみにそろそろ「あのサルに騙された!」と編集者やディレクターらがあちこちで叫んでいるとかいう「さるクーデター説」がまことしやかに流されている頃なのかもしれない。
******ここまで「USO(未確認情報)」******
さて、この辺で「現実の世界」の日本の政治関連の動きに戻っておくことにしよう。
防衛省の前事務次官の守屋武昌氏の証人喚問が衆院テロ対策特別委(2007/10/29)と参院外交防衛委(2007/11/5)で行われた。また参院経済財政委は野党側単独で額賀福志郎財務相と守屋武昌・前防衛事務次官の証人喚問を12/3に行うことを決めた(2007/11/27。野党側が自民・公明が欠席する中で単独で「強行採決」。なお12/3に予定されていた証人喚問は円満な解決を求める江田五月参院議長からの要請を受けて11/30に中止に)。そして東京地検特捜部は守屋容疑者(63歳)を収賄容疑・妻の幸子容疑者(56歳)を同容疑の共犯で逮捕した(→2007/11/28。次官在任中に「山田洋行」の元専務・宮崎元伸容疑者(11/8逮捕)からゴルフ旅行で総額約389万円の接待を受けていた疑い)。
なお鳩山邦夫法相が日本外国特派員協会での記者会見で「友人の友人がアルカイダ」などという問題発言をして釈明・訂正した(2007/10/29)。
ちなみに「ウイルス」の友人の友人は「ワクチン」ということになるのかもしれない。サルくんが撒き散らしていった「得体の知れないウイルス」に対してここまでの「USO(未確認情報)」が混在した文章がどこまで「ワクチン」の作用を示すのかも最初のうちは楽しみになっている。
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