ポイント&コメント(2008年9月) (2008/9/29更新)

 「ポイント&コメント」は政治・経済などの重要ニュースの「ポイント(P)」「コメント(C)」だけに絞った超短信記事です。メール版は原則的に週刊、1メール当たり100字程度に編集して配信します。また不定期でコラム「映像のないワイドショー」も配信します(→参考:永田町ワイドショー)。

 政治の究極目標は「将来の世代を含めた一人ひとりの生命などを守ること」であると考えています。そしてその目的を達成するためには「ミクロ」「マクロ」、「過去」「未来」、「メリット(プラス)」「デメリット(マイナス)」などという複数の視点によって目の前の深刻な問題を相対化することが必要だと考えています。

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○ポイント&コメント(2008/8/25-8/31) (P=ポイント、C=コメント)

 ▽ロシアがグルジアからの南オセチア自治州とアブハジア自治共和国の独立を承認(8/26)、北朝鮮が6カ国協議で合意した核施設の無能力化中断を発表(8/26)、上海協力機構(SCO)首脳会議(8/28)、米民主党大会で大統領候補に指名されたオバマ上院議員が指名受諾演説(8/28)、米共和党のマケイン上院議員は副大統領候補にペイリン・アラスカ州知事を起用へ(8/29)(P:関心は、C:現時点では「新冷戦」よりもロシアの国際的孤立に近い状態。「新冷戦」にだけはしてはならない。やはり北朝鮮は北朝鮮。大統領選に加えてハリケーンも。米国の関心が「国内」と「欧州」「中東」以外に向くのかどうか。誤ったメッセージだけは与えてはならないはずだが…)。

 ▽アフガニスタンでNGOの日本人男性が拉致(8/26)されて遺体で発見(8/27)される事件が発生、政府・与党が総合経済対策を決定(8/29)、民主党の参院議員らが離党届を提出して新党を結成(8/28)・うち1人はドタキャン(8/29)、太田農水相の事務所費問題の波紋も(P:コメントせず、C:単年度の定額減税の具体的内容は年末に決まるらしい。ならば今はあえてコメントせず。また新党? またドタキャン? コメントしないことがコメント。民主党代表選は無投票3選になるらしい。立候補をドタキャンして翌日にまた撤回すれば少しは盛り上がるのかもしれない。最近存在感が希薄になっている首相は事務所費問題などでもっとやかましくならないのか? そして有権者はやかましくないのかどうか…)。


○ポイント&コメント(2008/9/1-9/7) (P=ポイント、C=コメント)

 ▽米共和党全国大会で大統領候補に指名されたマケイン上院議員が指名受諾演説(9/4)、北朝鮮が核施設の復旧作業を開始との報道(9/3)、パキスタン大統領選でパキスタン人民党のザルダリ氏が当選(9/6)、原子力供給国グループ(NSG)がNPT未加盟のインドへの原子力関連輸出の例外的解禁を承認(9/6)、米政府が政府系住宅金融2社の救済・政府管理を発表(9/7)(P:ドミノ現象、C:NSGの対インド輸出解禁で核のドミノ現象の危険性。パキスタン、北朝鮮、そしてイランなど…。なんとかドミノ現象だけは止めたい。そして世界経済でもドミノ現象は止められるか)。

 ▽福田康夫首相が緊急記者会見で辞任の意向を表明(9/1)、後継を決める自民党総裁選は9/10告示・9/22投開票の日程に、なお民主党代表選は小沢一郎代表の無投票3選へ(P:「辞めるが勝ち」、C:いったい誰が「投げ出し」を予想していただろうか? 安倍前首相を上回る見事で鮮やかな「投げ出し」劇だった。自民総裁選は「乱立」で賑やか過ぎる状態。一方の民主代表選は開幕前から無投票3選での閉幕が確定。「辞めるが勝ち」という新しいことわざができそうである。民主が必死で覆い隠そうとしているものを自民が一つでも多く明らかにし、その一つひとつに説得力のある対策を示すことができるかどうかが当面の注目点)。

<お知らせ>
 事情により、これまで毎週月曜日に配信してきた「ポイント&コメント」は次回から完全に不定期での配信になります。ご了承ください。ご愛読ありがとうございました。


<統合版>

○ポイント&コメント(2008/9/8-9/14) (P=ポイント、C=コメント)

 ▽自民党総裁選(9/10-)、空自イラクから年内に撤収へ(9/11)など、米同時テロから7年(9/11)、ロシア軍がグルジア西部から撤退したことが明らかに(9/13)、北朝鮮の建国60周年記念行事(9/9)欠席で金正日総書記の健康悪化説が広がる、など(P:無意味な繰り返し、C:首相の「投げ出し」劇は2年連続、自民党総裁選は3年連続。今も世界では様々なテロが繰り返されている。健康悪化説の真相などは不明。根拠らしい根拠のない情報が繰り返し伝えられるだけ。きょうもまた無意味な繰り返しが続くのだろう。いつまで続くのか…)。


○ポイント&コメント(2008/9/15-9/21) (P=ポイント、C=コメント)

 ▽米大手証券リーマン・ブラザースの破たん(9/15)で金融不安が広がる、AIGは救済(9/17)・米政府が公的資金による債権処理へ(9/19)、パキスタン・イスラマバードの米国系ホテル前で自爆テロ(9/20)、「事故米」の不正流通問題で太田農水相が辞任(9/19)、小沢民主党代表の無投票3選の正式承認(9/21)、なお自民党総裁選(9/22投開票)(P:政治空白、C:当たり前と言えば当たり前の話だが、政治空白はあまりにも危険すぎる。金融不安にしても、自爆テロにしても、事故米にしても、政治空白の危険性を改めて実感するここ最近。さて、それでもやはり解散・総選挙は近いのだろうか?)。

(NEW)○ポイント&コメント(2008/9/22-9/28) (P=ポイント、C=コメント)

 ▽米国発の金融不安の波紋、北朝鮮が核施設の復旧を続行など、自民党新総裁に麻生太郎氏(9/22)、臨時国会召集・福田内閣総辞職・麻生内閣発足(9/24)、小泉元首相が引退へ(9/25)、麻生首相が国連総会で演説(9/26)・帰国(9/27)、問題発言を連発した中山国土交通相が辞任(9/28)(P:スピード、C:金融不安でも北朝鮮の核でも対応にはスピードが必要。就任5日目でもう辞任。大臣には問題発言も辞任のスピードも共に不要。問題発言で「ぶっ壊す」ことになるのは解散・総選挙か? それとも内閣か? 日本の政治は慌しい一週間だった。でも、多くの人たちはあまり興味を持たず? 新内閣発足だけで支持率が急上昇する方がむしろ異常)。


○ポイント&コメント・コラム「映像のないワイドショー」

「」(2008/9/)

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