「ポイント&コメント」は政治・経済などの重要ニュースの「ポイント(P)」と「コメント(C)」だけに絞った超短信記事です。メール版は原則的に週刊、1メール当たり100字程度に編集して配信します。また不定期でコラム「映像のないワイドショー」も配信します(→参考:永田町ワイドショー)。
政治の究極目標は「将来の世代を含めた一人ひとりの生命などを守ること」であると考えています。そしてその目的を達成するためには「ミクロ」「マクロ」、「過去」「未来」、「メリット(プラス)」「デメリット(マイナス)」などという複数の視点によって目の前の深刻な問題を相対化することが必要だと考えています。
▽北朝鮮が韓国の李大統領を名指しで厳しく非難(4/1)・南北対話の全面中止などを宣言(4/3)、3/29投票のジンバブエ大統領選関連の波紋、ルーマニアでNATO首脳会議(4/2-4)、米ロ首脳会談(4/6)(P:最後、C:核問題での曖昧な決着や安易な譲歩は既に最後になっているのだろうか? そして北朝鮮の問題行動はさらにエスカレートするのかしないのか…。ちなみにブッシュ大統領とプーチン大統領の首脳会談はこれで最後。「成績優秀」だったかどうかはともかく、いよいよ卒業…)
▽3月末で期限切れのガソリンを除いた暫定税率を2カ月延長する「つなぎ法」成立(3/31)、福田首相はガソリンなどの暫定税率期限切れを前に記者会見(3/31)・洞爺湖サミットの会場などを視察(4/4-5)(P:暫定=その場しのぎ、C:期限切れによって暫定的な税率を暫定的に廃止し、再可決によって一般財源化までの間は暫定的に復活させるというのは最悪の展開。アイディアと危機意識のない永田町周辺ではその場しのぎが続く。少なくともサミットまではやるつもりなのだろう。ならば前人未到の支持率0%を目指して頑張ってもらいたいもの)
▽米国と北朝鮮が核問題で協議(4/8)、韓国総選挙で与党ハンナラ党が過半数(4/9)、北京五輪の聖火リレーに各地で抗議行動(4/7-)、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世が記者会見(4/10)、G7(4/11)(P:温度差、C:北朝鮮の認識と国際情勢との温度差は拡大中。そして国際的な抗議行動と中国の愛国心との温度差はかなり危険な状態に。たとえ聖火を無理に消してもチベット問題で火が消えるわけではない。末端で深刻な民族対立にまでエスカレートしてしまうとトップが合意しても火はなかなか消えなくなる)
▽国会が白川副総裁の日銀総裁昇格に同意(4/9)、3カ月ぶりの党首討論(4/9)、政府・与党が道路特定財源の一般財源化などで合意(4/11)、桜を見る会(4/12)(P:桜、C:総裁が決まったら今度は副総裁が空席に…。ろくに物事を決められない国会ならいらない。そのうち国民も「かわいそうなくらい苦労している」などと「逆質問」しながらキレるかもしれない。約1万人が「もうすぐ散る桜」を見たという。蕾のまま咲かずに散る桜もあるのかないのか…。咲かずに散る桜もひどいが、何年経っても咲かずに散らない「トロイカ」という名の「世にも奇怪な桜」はもっとひどい)
▽イタリア総選挙(4/13-14)でベルルスコーニ前首相らの中道右派連合が勝利、ブッシュ米大統領が温室効果ガス抑制の中期目標を公表(4/16)、米韓首脳会談(4/19)、相変わらず北京五輪の聖火リレー関連で波紋も(P:反応、C:欧州では「ネアンデルタール人の演説」、日本では「KY」などというのが大統領への反応だったが…。抗議に反発する中国側のデモも活発に。「反日行動」のような悪夢が再び? 中国国内の負の反応は火がつくと非常に危険)
▽衆院山口2区補選(4/27投票)告示(4/15)・福田首相も応援(4/20)、日中外相会談(4/17)・首相も中国外相と会談(4/18)、TCIにJパワー株買い増し中止勧告(4/16)・名古屋高裁のイラクでの空輸の一部違憲判断(4/17)などでも波紋(P:波紋、C:最近は波紋ばかりが広がる。後期高齢者医療で年金からの「天引き」(4/15)もあった。内閣支持率はもっと急落しても不思議ではないが、前代未聞の0%まではまだ遠い。なお「ガソリン再値上げ」に断固反対する人間たちは「縄文人」では済まない? 波紋が収まった後には何一つ解決していないという現実に気づくことになるのだろう)
▽米国が北朝鮮のシリアへの核協力を認定(4/24)、アフガニスタン・カブールの式典をタリバンが襲撃(4/27)、北京五輪の聖火リレー関連の波紋(P:拡大か収束か、C:核協力は詳細ではまだ謎が残るが「疑惑」としては十分すぎる内容。疑惑が拡大するのか収束するのかは不明だが、真相の究明は必要。「ここはいったいどこ?」という赤旗があふれる映像が連日流れた。聖火リレー騒動は中国の愛国心と反中国的な動きとの対立にまで拡大する危険性も。拡大か収束か…)。
▽衆院山口2区補選で与党敗北(4/27)、福田首相は日韓首脳会談(4/21)・「消費者庁」創設方針表明(4/23)・ロシアで日ロ首脳会談(4/26)(P:内憂外患、C:補選は「民主勝利」ではなく「与党敗北」と見るべき。後期高齢者医療制度や年金などの問題は重要。また「ガソリン再値上げ」はともかく、道路特定財源の一般財源化の問題は重要。「消費者庁」も結構な話。しかし、「内憂外患」のはずなのに、なぜか永田町周辺では内向きのくだらない話ばかりに熱中していることが気になる。本当にこれでいいのか? 外交日程はまだまだ続く)。
「」(2008/4/)
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