ポイント&コメント(2008年3月) (2008/3/31更新)

 「ポイント&コメント」は政治・経済などの重要ニュースの「ポイント(P)」「コメント(C)」だけに絞った超短信記事です。メール版は原則的に週刊、1メール当たり100字程度に編集して配信します。また不定期でコラム「映像のないワイドショー」も配信します(→参考:永田町ワイドショー)。

 政治の究極目標は「将来の世代を含めた一人ひとりの生命などを守ること」であると考えています。そしてその目的を達成するためには「ミクロ」「マクロ」、「過去」「未来」、「メリット(プラス)」「デメリット(マイナス)」などという複数の視点によって目の前の深刻な問題を相対化することが必要だと考えています。

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○ポイント&コメント(2008/2/25-2008/3/2) (P=ポイント、C=コメント)

 ▽韓国の李明博大統領の就任式(2/25)、米NYフィル北朝鮮公演(2/26)、中国側が冷凍ギョーザ中毒事件で見解(2/28)、クーデターで失脚したタイのタクシン元首相が帰国(2/28)、イラン大統領が初のイラク訪問(3/2)、ロシア大統領選(3/2)(P:「操り人形」、C:北朝鮮で米国歌が演奏されたことはニュース。「操り人形」のような観客の反応はいつもの話。見解には国際基準の科学的裏付けが必要。国際社会は「操り人形」ではない。本当に新大統領は大統領の「操り人形」になってしまうのだろうか?)

 ▽日韓首脳会談(2/25)、2008年度予算案と税制関連法案が衆院通過(2/29)、沖縄の女子中学生暴行事件で逮捕された米海兵隊員は不起訴処分に(2/29)、イージス艦衝突事故の波紋(P:「おもちゃ」、C:予算の自然成立は決まったが、法案はどうなるか…。勘違いした政治家が多いが、予算関連法案や同意人事は政局の「おもちゃ」ではない。もちろん解散・総選挙や問責決議案も政局の「おもちゃ」ではない。憎むべき犯罪は告訴取り下げ。結果的には政治勢力などの「おもちゃ」にされてしまった。嫌な予感がしていたのだが…)


○ポイント&コメント(2008/3/3-2008/3/9) (P=ポイント、C=コメント)

 ▽国連安保理が3度目のイラン制裁決議を採択(3/3)、中国国防予算が20年連続2ケタ増加に(3/4)、中国の全人代が開幕(3/5)、米大統領選の候補者指名争い・テキサス州などで予備選(3/4)(P:繰り返し、C:決議採択と無視の繰り返しは危険極まりない。実力行使は危険だが、無視を容認しても国際秩序が崩壊。なぜそこまで連続して増額? 不信感増幅の繰り返しも危険。候補者指名争いは一進一退の繰り返し? 本選挙では「相乗効果」が表れるのか「共倒れ」になるのか…)

 ▽参院予算委流会(3/4-6)、政府が日銀総裁人事案を提示(3/7)、南極海の日本の調査捕鯨船に過激な環境保護団体の船が妨害活動の波紋(P:何のため?、C:「流会」と「審議拒否」は「出席するパフォーマンス」と「欠席するパフォーマンス」? 永田町周辺では何のためかがよく分からない行動が多い。野党側はいったい何をやりたいのか? 政府・与党に「失政」をさせたいだけなのだろうか? それでは国民は困る…。確かに「海賊」とみなすことも不可能ではないのだが…。ちなみに薬品を投げるなどの行為が環境を破壊しているという話もある)


○ポイント&コメント(2008/3/10-2008/3/16) (P=ポイント、C=コメント)

 ▽米国務省が2007年の年次人権報告書(3/12)、北朝鮮核問題で米国と北朝鮮がジュネーブで協議(3/13)、中国チベット自治区で暴動が激化・混乱(3/14-)、米国の金融不安のために世界的ドル安(P:米国発、C:人権でも核でも経済でも…。米国発のニュースが世界を大きく揺るがす。米国が良くなればそれだけで世界が良くなるわけではないが、米国の失敗は時に世界に致命的な悪影響を及ぼす。なおチベット問題では大騒ぎは逆効果だが、沈黙も許されない)

 ▽政府提示の日銀総裁候補の武藤氏らから衆参議運委で所信聴取(3/11)、総裁人事案に参院は不同意(3/12)、衆院は同意(3/13)、参院予算委(3/13-14)(P:不本意、C:不同意の理由はよく分からない。また人事案を微妙に変えれば「一事不再議」にならない? だが、総裁の空席を回避するために与野党とも不本意でも妥協せざるを得ないのだろう。すると党首会談か? そして次はガソリン税の暫定税率問題など…。そろそろ与野党とも不本意でも妥協に慣れなければならない。政治とは時に不本意と妥協の連続でもある)


○ポイント&コメント(2008/3/17-2008/3/23) (P=ポイント、C=コメント)

 ▽米連邦準備制度理事会(FRB)は利下げ(3/18)、イラク戦争開戦から5年(3/19)、中国全人代閉幕(3/18)、台湾総統選で国民党の馬英九氏が当選(3/22)、チベット騒乱の波紋は広がったまま(P:現状維持、C:米国の金融不安はリスクを抱えて現状の小康状態を維持するのだろうか…。イラクでは5年後もテロの恐怖と共存する虚しい現状維持が続く。中国と台湾の関係は対決よりも現状維持が望ましいのだろう。そしてチベット騒乱では情報統制による様々な脅威の現状維持が続く)

 ▽国会の同意を得られず日銀総裁が戦後初の空席に(3/19)、道路特定財源・暫定税率をめぐる問題など(P:空席、C:少し前に首相も事実上の「空席」になったが大丈夫だったなどという話は、しばらくハンドルを放したが事故にならなかったから大丈夫という話と同じ。やはり首相も日銀総裁もいないよりはいた方がいい。「司令塔」はいることはいるはず。日銀総裁でも道路財源でもマスコミに出たい人間たちばかりで「交渉人」が「空席」なのが問題。もちろん「司令塔」と「交渉人」のパイプが切れたり詰まったりしては話にもならないが…)


(NEW)○ポイント&コメント(2008/3/23-2008/3/30) (P=ポイント、C=コメント)

 ▽中国のチベット騒乱の波紋、パキスタン新首相選出(3/24)、イラク治安部隊と反米サドル派との衝突(3/25-)、北朝鮮が短距離ミサイル発射(3/28)、アラブ連盟首脳会議(3/29-30)(P:分裂・混乱、C:地球上ではほとんどのことは何もしないでいると分裂・混乱の方向に向かっていくようである。チベットもイラクも無理に押し込めた矛盾が様々な機会に噴き出してくる。北朝鮮は国際社会から「分裂」してまたまた混乱を引き起こす。現実を覆い隠しても何も変わらない)

 ▽福田首相が記者会見で2009年度から道路特定財源を一般財源化するなどの新提案(3/27)、2008年度予算成立(3/28)、与野党がガソリン税などを除く暫定税率の期限2カ月延長で合意(3/28)(P:期間限定バーゲンセール、C:審議と思考を停止させて「期限切れ」による「ガソリン値下げ」が実現へ。だが、現時点では長くてもせいぜい約1カ月間の「期間限定バーゲンセール」に終わる可能性が高い。仮に「世論」に迎合して「再値上げ」できなければ問題はさらに深刻化する。思考停止状態の「減税」は「ハゲタカ」のように国家を壊して切り売りしているのと同じことなのだが…)


○ポイント&コメント・コラム「映像のないワイドショー」

「」(2008/3/)

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