「ポイント&コメント」は政治・経済などの重要ニュースの「ポイント(P)」と「コメント(C)」だけに絞った超短信記事です。メール版は原則的に週刊、1メール当たり100字程度に編集して配信します。また不定期でコラム「映像のないワイドショー」も配信します(→参考:永田町ワイドショー)。
政治の究極目標は「将来の世代を含めた一人ひとりの生命などを守ること」であると考えています。そしてその目的を達成するためには「ミクロ」「マクロ」、「過去」「未来」、「メリット(プラス)」「デメリット(マイナス)」などという複数の視点によって目の前の深刻な問題を相対化することが必要だと考えています。
▽米国のブッシュ大統領が最後の一般教書演説(1/28)、北朝鮮問題の膠着状態は続く、米大統領選候補者レース関連の動きなども(P:様子見、C:いわゆる「レームダック」状態の大統領の演説はあまり注目されない。少し気の毒になる。米大統領選の候補者レースの行方はまだ見えず。世界の多くは「様子見」の状態? 米国民にはぜひ国内だけではなく世界の「様子見」もしてもらいたいものだが…。なお時間稼ぎをして「様子見」を続ける北朝鮮にはそろそろ余裕はなくなってきたのか?)
▽2007年度補正予算案が衆院を通過(1/29)、与党がガソリン暫定税率などを2カ月延長する「つなぎ法案」提出(1/29)、与野党が両院議長のあっせんを受け入れ(1/30)、「つなぎ法案」撤回(1/31)、死刑執行(2/1)、中国製冷凍ギョーザの中毒事件(1/30-)の波紋(P:「つなぎ」、C:「つなぎ法案」は「期限切れで減税に追い込む」という「奇策」に対抗する「奇策」。「あっせん」までの「つなぎ」だった? そして「あっせん」は年度末までの「つなぎ」か? やはり「ガス欠国会」になってきた。ちなみに「議論」は「強行採決=茶番劇」までの「つなぎ」ではいけない)
▽米大統領選候補者指名争いで「スーパーチューズデー」(2/5)など、イタリア上下両院解散(2/6)、パキスタンのブット元首相暗殺事件で捜査協力した英ロンドン警視庁が報告書(2/8)、ミャンマー軍事政権が国民投票などの日程を突然発表(2/9)、トルコ国会で大学内スカーフ着用容認の憲法改正案可決(2/9)(P:格差世界、C:世界にはビックリするくらい選挙を楽しんでいる人たちがいる一方で、選挙で苦しむ人たちも、選挙に手が届かない人たちもいる。そして選挙に使うカネにも格差がある。どうしてそんなに選挙にカネが使えるのか…)
▽2007年度補正予算成立(2/6)、衆院予算委(2/7-)、G7財務相・中央銀行総裁会議(2/9)、中国製冷凍ギョーザの中毒事件の波紋は広がったまま(P:緊張感、C:補正予算が終わって本予算案が審議入り。永田町周辺には緊張感と閉塞感が共に漂っている。そしていつまでも止めるだけで決めない政治が続き、極度の緊張感と閉塞感に耐え切れなくなると次々とあちこちが壊れ始める。緊張感を保ち続けるためには「精神論」だけでは不十分。「志」を保つことができるだけの「仕組み」も必要。そのことに気づかなければ約15年周期で無意味な混乱を繰り返すだけ)
▽韓国の南大門火災(2/10)の波紋、東ティモールのラモス・ホルタ大統領が武装集団の銃撃で負傷(2/11)、米イリノイ州の大学で銃乱射事件(2/14)、パキスタン(2/16)・アフガニスタン(2/17)で自爆テロなど、セルビア南部のコソボ自治州議会が独立を宣言(2/17)、米大統領選候補者指名争い関連の動きも(P:テロ、C:南大門火災もテロと言えばテロ。最近は世界中でテロなどの被害が目立つ。コソボは嫌な予感が当たらなければいいのだが…)
▽沖縄の米海兵隊員を女子中学生を暴行した疑いで逮捕(2/11)の波紋、小中学校の学習指導要領の改訂案公表(2/15)、鳩山邦夫法相の「冤罪」発言(2/13)の波紋(P:波紋、C:確かに憎むべき犯罪だが、社会全体が憤るような状況は被害者側にとってはどういう状況なのだろうか? 約13年前と同じようにそう感じる。法相はまた「釈明」に説得力がある「問題発言」。どこまで問題視していいものやら…。ちなみに「問題発言」も「冤罪」とは呼ばないのだろう。永田町周辺の波紋についても考えさせられる)
▽パキスタン総選挙(2/18投票)は野党側が勝利、キューバのカストロ議長が引退表明(2/19)、トルコ軍がイラク北部への越境作戦開始(2/21)を発表(2/22)、セルビア・ベオグラードでコソボ独立反対集会後に暴徒化した若者らが米国大使館などに放火など(2/22)(P:混乱か安定か、C:パキスタン情勢は不透明。カストロ議長引退で一つの時代が終わる。イラク越境はクルド労働者党(PKK)掃討のため。混乱か安定か…。どちらかを選べるのならばもちろん安定を選びたいものだが…)
▽海自イージス艦「あたご」と漁船の衝突事故(2/19)の波紋、新テロ対策特措法に基づくインド洋での給油活動再開(2/21)、米ロサンゼルス市警が「ロス疑惑」銃撃事件で三浦和義容疑者を殺人などの疑いで逮捕したと発表(2/23)、福田首相は韓国へ(2/24-)(P:なぜ、C:事故原因の「なぜ」も重要だが、2人は行方不明のまま…。なぜ今? ロス疑惑は「ワイドショー」のネタだが、一歩踏み込んで「なぜ」を考えていくと政治の問題になっていく。「一事不再理」にしてもその他の問題にしても…。そして日韓新時代の幕開けとなるか)
「」(2008/2/)
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