「ポイント&コメント」は政治・経済などの重要ニュースの「ポイント(P)」と「コメント(C)」だけに絞った超短信記事です。メール版は原則的に週刊、1メール当たり100字程度に編集して配信します。また不定期でコラム「映像のないワイドショー」も配信します(→参考:永田町ワイドショー)。
政治の究極目標は「将来の世代を含めた一人ひとりの生命などを守ること」であると考えています。そしてその目的を達成するためには「ミクロ」「マクロ」、「過去」「未来」、「メリット(プラス)」「デメリット(マイナス)」などという複数の視点によって目の前の深刻な問題を相対化することが必要だと考えています。
▽米国のライス国務長官とゲーツ国防長官が中東訪問(7/31)、フィリピンでARFなどの国際会議(7/29-8/2)、米ミネソタ州ミネアポリスで橋崩落事故(8/1)、アフガニスタンでのタリバンによる韓国人人質事件は未解決のまま、など(P:米国と中東、C:米国にとっての世界の中心はやはり米国と中東なのかもしれない。アジアやアフリカは周辺の周辺にすぎない? 橋崩落事故は衝撃的。まるでテロか何かのよう。テロや自然災害も怖いが、「人災」も怖い)
▽安倍首相は自民大敗の参院選(7/29)後に記者会見(7/30)、赤城農水相を事実上更迭(8/1)、など(P:国民の声、C:安倍首相が辞任しない波紋は広がったまま。参院選で示された「国民の声」をあえて数式で表せば「自民党NO>安倍NO>>民主YES」。よって仮に辞めさせても自民党内で政権を「たらい回し」にすることは許されず。そして「民主YES」でもないから解散・総選挙には多少の猶予期間が認められることになるのだろう。「国民の声」は何かを根拠のない強い思い込みや誤解を排除して正確に受け止める必要がある。なお「更迭」は遅すぎるがやらないよりはまし)
▽米国のブッシュ大統領はアフガニスタンのカルザイ大統領(8/6)・フランスのサルコジ大統領(8/11)と会談、東ティモールでグスマン前大統領の首相就任式(8/8)、韓国と北朝鮮が8/28-30に南北首脳会談を行うと発表(8/8)、国連安保理がイラク支援拡大決議(8/10)(P:集中力、C:米国は中東、韓国は人質事件と大統領選、そして中国は五輪に夢中? 北朝鮮の末端の一人ひとりの生命などを守るために集中力と努力が必要。イラクは深刻化、アフガニスタンは危うく、東ティモールまで心配に。だが、国際社会の集中力と努力は必要)
▽参院選後初の臨時国会(8/7-10)、安倍首相は広島(8/6)・長崎(8/9)の原爆平和記念式典に出席など(P:変化?、C:民主などの法案はたった1日で廃案に。独自法案を廃案にするだけなら参院選前からずっとやってきたことのはず。そして野党の法案が成立する可能性はほとんどないまま。参院選の結果、何が変わったのだろうか? 今はまだ議員の顔ぶれや議長らが変わったことぐらい。選挙でさんざん煽り立てられて投票した人たちがこの程度の変化の大きさとスピードで満足するのかどうか…。なお前人未到の支持率0%達成までの道のりはまだまだ遠くて険しい首相は夏休みも返上)
▽ロシアの列車脱線事故は爆弾テロ(8/14)、イラクで少数宗派狙う爆弾テロ(8/15)、ペルーで強い地震(8/16)、6カ国協議非核化作業部会(8/16-17)、韓国と北朝鮮の南北首脳会談が10/2-4に延期に(8/18)、世界同時株安も(P:天災と人災、C:世界各地でテロなどが相次ぐ。テロも株安も人災だから政治がやれることは多い。なお延期理由となった北朝鮮の洪水被害は「天災+人災」で「人災>天災」。人々を救うためには援助だけでなく「政治」の改革も必要不可欠)
▽終戦の日(8/15)、防衛省次官人事騒動決着(8/17)、日本各地で猛暑、安倍首相がインドなどへの外遊(8/19-25)に出発・内閣改造は8/27に(P:人事、C:暑い中、ジンジ、ジンジとおかしな声で鳴くセミがうるさい。防衛省内のどこかに大臣が立てこもらない分だけずっとまし。安倍首相は参院選大敗前から予約済の外遊へ。ちなみに内閣改造で求心力が高まることはまずない。求心力を高めたければいっそのこと毎月内閣を改造し続ければいい。そうすれば閣僚の失言にも不祥事にも迅速に対応できる? 意外にも内閣支持率はまだ20-30%もある!)
▽韓国の最大野党ハンナラ党の大統領候補は李明博氏に(8/20)、タイ新憲法案の国民投票(8/19)は賛成多数に(8/20)、メキシコ・ユカタン半島に上陸(8/21)した大型ハリケーンでスペースシャトル「エンデバー」が1日早く帰還、猛暑のギリシャでは大規模な山火事、など(P:環境変化、C:これからハリケーンや台風がますます巨大になっていくのだろうか? 地球環境の変化を実感する暑い夏が続く。さて、うんざりするほど「太陽」ばかりが続いた南北関係にも心地よい「北風」が吹くようになるのどうか…)
▽中華航空機が那覇空港着陸後に炎上・全員脱出(8/20)、安倍首相はインドネシア・インド・マレーシア3カ国訪問(8/19-25)、内閣改造(8/27)などに向けた人事関連の動きも活発(P:再チャレンジ、C:とにかく全員脱出できて本当によかった。政府・与党も爆発・炎上中? 自分たちの「過去」を棚に上げて安倍首相らを厳しく批判しても無事に脱出できるわけがない。多くの国民にとってはそんな彼らも「同じ穴のムジナ」。さて、参院選で大敗しても続投した安倍首相は「再チャレンジ内閣」への改造に成功するのか。それとも「泥船」のままか…)
「」(2007/8/)
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