ポイント&コメント(2007年4月) (2007/4/30更新)

 「ポイント&コメント」は政治・経済などの重要ニュースの「ポイント(P)」「コメント(C)」だけに絞った超短信記事です。メール版は原則的に週刊、1メール当たり100字程度に編集して配信します。また不定期でコラム「映像のないワイドショー」も配信します(→参考:永田町ワイドショー)。

 政治の究極目標は「将来の世代を含めた一人ひとりの生命などを守ること」であると考えています。そしてその目的を達成するためには「ミクロ」「マクロ」、「過去」「未来」、「メリット(プラス)」「デメリット(マイナス)」などという複数の視点によって目の前の深刻な問題を相対化することが必要だと考えています。

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○ポイント&コメント(2007/3/26-2007/4/1) (P=ポイント、C=コメント)

 ▽中ロ首脳会談(3/26)、アラブ首脳会議閉幕(3/29)、ネパール暫定政府発足(4/1)、またイランによるイラクでの英兵拘束(3/23)問題・マカオBDAの北朝鮮資金問題の波紋も(P:凍結中、C:イラクでは「内戦」が続く。またイランの核問題でも解決につながる大きな動きはない。北朝鮮問題では凍結解除された「不正資金」も核放棄も事実上凍結中。そして中東など他地域に集中したい側にとっては最低でも凍結していればいいのだろう)

 ▽2007年度予算成立(3/26)、日韓外相会談(3/31)、能登半島地震(3/25)から1週間、なお統一地方選・前半戦の期間中、など(P:「重要法案」、C:予算成立後は「重要法案」を成立させるごとに政府・与党側の「得点」になり、逆に阻止すると野党側の「得点」になるのだろうか? もしそうなら永田町周辺からは「ゴミ情報」しか発信されないことになる。バカバカしくなってくる。そして統一地方選に政党がしゃしゃり出てくると「誰のための何の選挙」なのかも分からなくなる。有権者をバカにしている)

 


○ポイント&コメント(2007/4/2-2007/4/8) (P=ポイント、C=コメント)

 ▽米韓FTA合意(4/2)、イランがイラク国境付近で拘束した英兵15人を解放(4/4)、なおマカオBDAの北朝鮮資金問題は難航中(P:電撃○○と曖昧さ、C:米韓FTA電撃合意にも曖昧さは多く残る。拘束がイラク領内だったのか、裏取引がなかったのかは不透明なまま。そして北朝鮮が合意を履行するならば画期的だった6カ国協議合意の初期段階措置の期限が迫っている。電撃的○○と曖昧さを共存させたツケが回ってきた?)

 ▽日・タイ経済連携協定署名(4/3)、インドで日中外相会談(4/3)、日本のODAが3位に転落(4/3)、統一地方選・前半戦の投・開票(4/8)(P:「人」高「党」低、C:統一地方選は「人」高「党」低。注目の東京都知事選では現職の石原氏が3選。投票率は上昇。良い候補者は支持されるが、政党は支持されない。政党が「誰のための何の選挙か」もよく分からなくなるような選挙をやっていることも「党」低や不信の原因だろう。やはり政党と「従来型の政治家」に対する不信感には根深いものがある)

 


○ポイント&コメント(2007/4/9-2007/4/15) (P=ポイント、C=コメント)

 ▽東ティモール大統領選(4/9)、米側がBDA北朝鮮関連口座凍結解除を容認(4/10)、北朝鮮は6カ国協議合意履行「期限」(4/14)までに核放棄に向けた具体的な行動を示さず、なおイラクでは自爆テロが激化(P:「味」、C:北朝鮮にとっては韓国はおいしく米国は甘い? 要するに韓国は食い物にされ、米国はナメられているということ。ちなみに日本は「激辛」だが、中国やロシアはどうか? イラクではテロが激化しても麻痺して「味」が何もしなくなっている…)

 ▽安倍首相はイラクのマリキ首相(4/9)・中国の温首相(4/11)と会談、中国首相初の国会演説(4/12)、対北朝鮮制裁延長(4/10)、国民投票法案が衆院通過(4/13)、統一地方選・後半戦告示(4/15)(P:「氷」、C:確かに日中間では「砕けた氷」が解けてはきているのだろう。だが、解けずに凍ったままの部分は残る。北朝鮮問題は「フリーズ」したまま。そして憲法問題はまだ「氷」を砕く段階。憲法改正に賛成か反対かも結構だが、具体的に何をどう改正するのかしないのかで答えは完全に変わってくるはず。「頭の中の憲法」の改正がさらに進めばいいのだが…)

 


○ポイント&コメント(2007/4/16-2007/4/22) (P=ポイント、C=コメント)

 ▽米バージニア工科大銃乱射事件(4/16)・米TV容疑者映像公開(4/18)の波紋、仏大統領選第1回投票(4/22)、イラクでは自爆テロなどが相次ぐ(P:格差、C:凶悪犯罪が多い国でも少ない国でも平和なキャンパス内で発生した事件は共に衝撃的。だが、衝撃的な事件を考えるときには、一人ひとりの生命なども全く保障されていないイラクなどの場所の存在を忘れるわけにはいかない。地球上には経済だけではなく安全でも大きな格差がある)

 ▽安倍首相は伊首相と首脳会談(4/16)・衆院教育再生委(4/20)・沖縄で再度応援演説(4/21)、参院補選と統一地方選後半戦の投・開票(4/22)、選挙運動中の長崎市長銃殺事件(4/17)の波紋も(P:政治とは選挙?、C:確かに落選すれば「ただの人」以下になるから選挙は重要なのだろう。だが、選挙で当選すればそれでいいのか。有権者の無関心や「お任せ」が「政治とは選挙」と強く思い込む勘違いした政治家たちをはびこらせる。参院補選では与野党は1勝1敗。永田町周辺の関心は「重要法案」と参院選へ)

 


○ポイント&コメント(2007/4/23-2007/4/29) (P=ポイント、C=コメント)

 ▽ロシアのエリツィン前大統領が死去(4/23)、北朝鮮とミャンマーが国交回復で合意(4/26)、イラクなどでは自爆テロが相次ぐ、トルコではイスラム系与党と世俗主義の対立も(P:歴史は繰り返し?、C:さすがに民主化に貢献した前大統領の死後に「共産主義」や「帝政」が復活することだけはないのだろう。そして「敵の敵」との協力という発想も、民族・宗教対立も、テロも繰り返されている。歴史は繰り返すという「錯覚」からはまだ逃れられない)

 ▽2008年サミットは洞爺湖地域に決定(4/23)、全国学力テスト(4/24)、安倍首相は訪米してブッシュ大統領と日米首脳会談(4/27)・そして中東諸国を訪問中、など(P:政治とは「学校」?、C:「ジョージ」と「シンゾー」は、まるでクラスに友達が少なくなった生徒と新しくやってきた転校生のような関係。なんかぎこちない。「外遊」に行く暇がある永田町周辺の人間たちには「政治とは何か」などを問う記述式試験を受けさせて「学力低下」の現状を把握すべき。そうすれば「政治が分からない政治家たち」の衝撃の実態を明らかにすることができる。政治とは「学校」である?)


○ポイント&コメント・コラム「映像のないワイドショー」

「」(2007/4/)

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