「ポイント&コメント」は政治・経済などの重要ニュースの「ポイント(P)」と「コメント(C)」だけに絞った超短信記事です。メール版は原則的に週刊、1メール当たり100字程度に編集して配信します。また不定期でコラム「映像のないワイドショー」も配信します(→参考:永田町ワイドショー)。
政治の究極目標は「将来の世代を含めた一人ひとりの生命などを守ること」であると考えています。そしてその目的を達成するためには「ミクロ」「マクロ」、「過去」「未来」、「メリット(プラス)」「デメリット(マイナス)」などという複数の視点によって目の前の深刻な問題を相対化することが必要だと考えています。
▽アフリカ連合(AU)首脳会議(1/29-30)、中国・北京で米国と北朝鮮の金融協議(1/30-31)・北朝鮮核問題などの6カ国協議2/8に再開へ、イラク・バグダッド自爆テロ(2/3)で大きな被害、など(P:信賞必罰、C:北朝鮮に核実験などの許されない行動をしたことによって以前よりもずっと多くの利益が得られたという間違った学習を絶対にさせてはならない。「信賞必罰」の原則が重要。そもそも「人権蹂躙」を繰り返す政権に正統性はないはず。テロなども同じ。国際社会にも「信賞必罰」の原則が徹底されれば大きく変わっていくはずなのだが…)
▽安倍首相の施政方針演説などに対する代表質問(1/28-31)、柳沢厚生労働相の「産む機械」発言に反発した野党側は「審議拒否」、補正予算案は衆院通過(2/2)、など(P:「機械」、C:代表質問は無事に終了。だが、今現在の国会はまるで「予算案や法案を通過させる機械」。相変わらず不祥事続きの政府・与党も政府・与党だが、野党もいつまでも学習できない。野党はまるで「審議拒否をする機械」。「質問で政府・与党側の不祥事を追及する機械」からも堕落中。少なくともこの10年間に「審議拒否」で成果が得られた事例はなかったはず。ちなみに地方選挙は「世論調査」ではない。補選ならばまだ分かるが、地方選挙と国政は基本的には別物のはず)
▽ブッシュ米大統領が予算教書発表(2/5)、北朝鮮核などの6カ国協議が中国・北京で再開(2/8-)・協議は難航、など(P:国際社会全体の問題、C:イラク増派方針は当然予算にも反映。北朝鮮は「枠組み合意」などで「誤った学習」をしてしまった。北朝鮮に「誤った学習」を繰り返させてはならないし、米国は北朝鮮問題では「間違った戦術」を採用しないでもらいたい。北朝鮮問題、「中東」問題などはあくまでも国際社会全体の問題であるということを改めて確認しておく必要がある)
▽2006年度補正予算成立(2/6)、「産む機械」発言に反発していた野党側が審議復帰(2/7)、衆院予算委で2007年度予算案の実質審議(2/9-)、など(P:かみ合わない議論、C:与党側と野党側の議論はかみ合わず。そして野党側は審議拒否で何も得られず。ちなみに今なら誰でも「産む機械発言は不適切」という「正解」と「理由」をセットで入手できる。つまりどんな不適切な人物でも簡単に偽装して「正義の味方」になれる。何を言ってもなかなか信じてもらえない現大臣から「本音」がよく分からない新大臣に交代させれば本当に何かが良くなるのだろうか? しばらくかみ合わない議論が続くのかもしれない)
▽北朝鮮核などの6カ国協議が合意文書を採択して閉幕(2/13)、米国のライス国務長官がイラク(2/17)・パレスチナ(2/18)訪問、「アーミテージ・リポート2」発表(2/17)、など(P:中東、C:合意文書は「北朝鮮が合意を履行すれば」一歩以上前進するのだろう。そして結果が見えてくる「60日」がヤマ場になる。国際社会はヤマ場で更なる圧力を使うことも検討すべき。やはり現時点では米国の関心が「中東」に集中している状態なのかもしれない)
▽安倍首相は衆院予算委(2/13-14)などに出席、米国のブッシュ大統領と電話会談(2/14)、訪日したチェコのクラウス大統領(2/14)・中国の李肇星外相(2/16)と会談、など(P:学級崩壊、C:首相の存在感は希薄なまま。与党政治家の好き勝手な言動も相変わらず。政府・与党内では「学級崩壊」が続く。そして「学級崩壊」は野党側でも。特に民主の都知事選候補者擁立茶番劇はいったい何か。まるで誰もが嫌がる「学級委員」などを他人に押し付けているような状態。都民をバカにするにも限度というものがある)
▽米国のライス国務長官が中東訪問、米・イスラエル・パレスチナ三者会談(2/19)、英国のブレア首相がイラク撤退計画発表(2/21)、イラン核問題でIAEAが国連安保理に報告(2/22)、米韓が「戦時作戦統制権」移管で合意(2/24)、など(P:世界の中心、C:どこかの超大国ではまるで世界は中東を中心に回っているかのようである。だが、「世界の中心はどこか」という質問には「正解」が存在しないはず。世界の中心から外されて忘れ去られる人たちは気の毒)
▽民主党の小沢代表が事務所費の詳細を公表(2/20)、日銀利上げ決定(2/21)、安倍首相は来日した米国のチェイニー副大統領と会談(2/21)、そして新潟市で北朝鮮による拉致被害者5人と面会(2/25)、など(P:かみ合わない議論、C:首相が新潟に行った意味はよく分かるが、副大統領来日の意味はちょっとよく分からない。「メッセージ」としては少し弱かった。国会でも議論はかみ合っていない。もちろん政府・与党を厳しく追及して都合が悪くなればすぐに逃げる政治家よりも、自分は公表したからそちらも公表しろ、と言う政治家の方が説得力がある)
「」(2007/2/)
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