ポイント&コメント(2006年5月) (2006/5/29更新)

 「ポイント&コメント」は政治・経済などの重要ニュースの「ポイント(P)」「コメント(C)」だけに絞った超短信記事です。メール版は原則的に週刊、1メール当たり100字程度に編集して配信します。また不定期でコラム「映像のないワイドショー」も配信します(→参考:永田町ワイドショー)。

 政治の究極目標は「将来の世代を含めた一人ひとりの生命などを守ること」であると考えています。そしてその目的を達成するためには「ミクロ」「マクロ」、「過去」「未来」、「メリット(プラス)」「デメリット(マイナス)」などという複数の視点によって目の前の深刻な問題を相対化することが必要だと考えています。

 基本方針 (2006/5/21更新)  問い合わせについて (2005/2/11更新)


○ポイント&コメント(2006/4/24-2006/4/30) (P=ポイント、C=コメント)

 ▽北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの母らが米下院公聴会で証言(4/27)・ブッシュ大統領と面会(4/28)、韓国大統領の対日特別談話(4/25)、チェルノブイリ原発事故から20年(4/26)、イラン核問題(P:温度差、C:核の被害でも、人権でも、同じ地球上で認識に温度差があるのは良いことではない。温度差は「格差」と言い換えた方がいいのかもしれない。「格差」は経済的なものだけではない)。

 ▽米海兵隊グアム移転費負担で日米合意(4/24)、小泉内閣発足から5年(4/26)、小泉首相はエチオピア・ガーナ・スウェーデン訪問へ(4/29-)(P:寄り道、C:改めてこの数年を振り返ってみると、在日米軍再編でも、小泉構造改革でも、「寄り道」が非常に多かった。たとえ「寄り道」が多くても、間違いなく「目的地」にたどり着けるのならばいいのだが…。ちなみに外遊中の小泉首相がどこかに「寄り道」する可能性はやはりゼロとは言い切れない?)。


○ポイント&コメント(2006/5/1-2006/5/7) (P=ポイント、C=コメント)

 ▽総選挙敗北のイタリア首相辞任(5/2)、統一地方選敗北の英首相は内閣改造(5/6)、米CIA長官は突然辞任(5/6)(P:イラク戦争の後遺症?、C:イラク戦争後に消滅してしまった政権はいくつかあったし、今も痛い目にあって苦しみ続けている政治指導者たちもたくさんいる。どこかの国の総理がどれだけ幸運かがよく分かるだろう)。

 ▽日米安保協議2+2最終報告(5/1)、小泉首相はエチオピア・ガーナ・スウェーデン3カ国訪問(4/29-5/5)(P:外遊の目的は?、C:他の政治家たちの場合と全く同じように総理の外遊の「目的」はよく分からない。だが、その他の一連の外交上の動きとセットで考えてみれば、日本政府の大好きな「人間の安全保障」のための環境整備などという「効果」が専門家ではなくても見えてくることだろう)。


○ポイント&コメント(2006/5/8-2006/5/14) (P=ポイント、C=コメント)

 ▽低支持率のブッシュ米大統領が中国の人権活動家らと面会(5/11)、ロシア大統領の年次教書演説(5/10)、深刻なイラン核問題、イラクの治安悪化(P:新冷戦構造?、C:今の国際社会では、ほぼ全分野で固定した二極が対立するのではなく、人権・民主主義や経済や資源や軍事などの各分野ごとに異なる陣営間で摩擦が発生する。まだ古い構造に逆戻りする危険性も残っているが…)。

 ▽元自民代議士の松野頼三氏死去(5/10)、中央青山監査法人に一部業務停止処分(5/10)、北朝鮮からの覚せい剤密輸事件摘発(5/12)(P:相談役、C:故・松野氏は小泉首相が信頼する「相談役」でもあったという。本来の公認会計士は粉飾などの不正ではなく、健全な企業経営を実現するための「相談役」などであるはず。北朝鮮は今後も偽札や薬物密輸などを含めた様々な国境を越える非合法活動のための「相談役」を続けるつもりなのだろうか)。


○ポイント&コメント(2006/5/15-2006/5/21) (P=ポイント、C=コメント)

 ▽イタリアのプロディ新内閣発足(5/17)、イラク正式政府ようやく発足(5/20)、アナン国連事務総長が韓国(5/14-16)・日本(5/16-19)・中国(5/19-)を訪問中(P:集団安全保障、C:集団安全保障は古くて新しい重要な問題。イラク戦争でも、イランの核問題や北朝鮮問題でも、国連の集団安全保障が有効な形で機能していればずいぶんと状況は違っていたことだろう)。

 ▽北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの父らが韓国人拉致被害者の母らと面会(5/16)、民団と総連が和解(5/17)、小泉首相と小沢民主代表の「初」の党首討論(5/17)(P:共通点と相違点、C:統一地方選中の韓国では「北風」が吹いたり野党代表が襲撃されたり…。日本と韓国は民主主義や拉致問題などで共通点が多いが現状は大きく違っている。首相と代表は経歴に共通点も多いが政治家としてはかなり違っている。教育中心の党首討論は嵐の前の静けさ?)。


(NEW)○ポイント&コメント(2006/5/22-2006/5/28) (P=ポイント、C=コメント)

 ▽東ティモール治安悪化(5/24-)、ミャンマー軍事政権がアウン・サン・スー・チー氏の自宅軟禁延長(5/27)、インドネシア・ジャワ島地震(5/27)の被害(P:天災と人災、C:地震や津波などの天災は避けることができないが、暴動や人権蹂躙のような「人災」は避けることができるはず。北朝鮮問題を含めた「人災」は解消する気がなければいつまでも続く)。

 ▽カタールで日韓(5/23)・日中(5/24)外相会談、行革推進法成立(5/26)、太平洋・島サミット(5/26-27)(P:ポスト小泉、C:今は後半国会の審議と不透明な「コネ」に頼らない正規の外交に集中すべき。1カ月もあれば十分に「ポスト小泉」の有力候補にもなれるし、「さじ」を投げさせるために必要な「干からびたチーズ」もでき上がる。野党も「強行採決」騒動などではなく政策で国民にアピールすべき。国会閉幕後に野党はほとんど注目されなくなる)。


○ポイント&コメント・コラム「映像のないワイドショー」

「『CM』から」(2006/4/30)

♪ イケメン:「やっぱすごいな、新代表は…」 謎の男:「新代表見れるんだ、このパソコン。すげー!」 イケメン:「何だ! あんた!!」 謎の男:「新代表代行です」 イケメン:「未納兄弟の元代表?」 謎の男:「新代表代行…」 イケメン:「だからバカタレの元代表でしょ?」 謎の男:「新代表代行だよ!」 イケメン:「そう? どっかであったこと、あります?」 謎の男:「いや、知りません」 イケメン:「あー! やっぱりそうだ!!」…(後略) ♪


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