「ポイント&コメント」は政治・経済などの重要ニュースの「ポイント(P)」と「コメント(C)」だけに絞った超短信記事です。メール版は原則的に週刊、1メール当たり100字程度に編集して配信します。また不定期でコラム「映像のないワイドショー」も配信します(→参考:永田町ワイドショー)。
政治の究極目標は「将来の世代を含めた一人ひとりの生命などを守ること」であると考えています。そしてその目的を達成するためには「ミクロ」「マクロ」、「過去」「未来」、「メリット(プラス)」「デメリット(マイナス)」などという複数の視点によって目の前の深刻な問題を相対化することが必要だと考えています。
▽米大統領一般教書演説(2/1)、イラン核問題は安保理付託決定(2/4)、欧州メディアのムハンマド風刺漫画にイスラム反発(P:古さと新しさ、C:核開発は途上国が少し発展すると浮上してくる新しい深刻な問題。漫画は表現の自由という古くて新しい問題。なお演説では「石油中毒」や「科学と数学を重視したこと」に少しビックリ)。
▽補正予算成立(2/3)、日朝政府間協議(2/4-)(P:過去の清算とは何か、C:もしも日本が昔の「軍国主義」と同じかそれ以上の人権蹂躙をする「独裁国家」と「国交正常化」して「経済協力」をすれば人権蹂躙を支援・協力することになって「過去の清算」は永久に不可能になる。なお3点から4点セットになっても無事成立。野党は追及だけでは全く何も残らない)。
▽日朝政府間協議(2/4-8)、日中外務次官級協議(2/10-11)、トリノ五輪開幕(2/10)、ムハンマド風刺画の波紋は続く(P:対話、C:五輪では南北は同時行進。北朝鮮が不誠実なままならば「同じ民族」の韓国と話せばいいという考え方もある。日中は官僚トップレベルまで格下げ中。日中も風刺画もどんなに反発しても何も話し合わないのはやはりまずい)。
▽衆院予算委で2006年度予算案審議(2/6-)、秋篠宮妃紀子さまご懐妊(2/7)、皇室典範改正問題で波紋(P:予算案審議?、C:総理は皇室典範改正問題では「状況を見て判断」ということなのだろう。「ご懐妊」による世論の微妙な変化などを総合的に判断して発言をトーンダウン。ところで予算本体の話はどうなったのか? 予算は「ご懐妊」はもちろん一連の不祥事にも負けた。もともと予算と無関係なものなどほとんどないわけだが…)。
▽米国産牛肉問題で米報告書(2/17)、H2A打ち上げ成功(2/18)、イラン核問題とムハンマド風刺画の波紋も続く(P:科学の正しい理解、C:「危険部位」が確実に除去されなくても、「核」が拡散しても、少なくとも世界中の一人ひとりにとってのリスクは高まる。科学を正しく理解すれば不必要にリスクを高めるのを避けることぐらいはできるはずだが…)。
▽ライブドア前社長起訴(2/13)、衆院予算委で「メール問題」(2/16-)、検察が「全く把握せず」などと異例のコメント(P:誰が「泥仕合」にしたのか、C:やはりコメントせざるを得ないのだろう。実はメールが本物かガセネタかはどうでもいい話。問題なのは送金が実際にあったかどうか。そして現時点では「自滅の茶番劇」になりそうな「確度の高い情報」ばかりが得られている。いったい何なのか…)。
▽米が英と臨界前核実験(2/24)、フィリピンのアロヨ大統領が非常事態宣言(2/24)、タイのタクシン首相が下院解散発表(2/24)、イラク各地でシーア派とスンニ派の衝突拡大(P:格差「世界」、C:永田町周辺が騒動で止まっていても、世界は動いている。よって日本と世界の「格差」ならば間違いなく拡大している)。
▽通常国会初の党首討論(2/22)、ライブドア決算粉飾で前社長ら再逮捕(2/22)、ガセネタ・メール問題の波紋は続くが、質問した民主の永田寿康代議士は「雲隠れ」後に入院(2/23)(P:雲隠れ、C:不愉快な人間たちをテレビや新聞で見るのはもうたくさんだと思っていたら「女神」が現れた。トリノ五輪フィギュアの荒川選手の金メダルで多くの人たちが救われる。そして小泉首相も得意の電話会談で「脱出」)。
「二人三脚」(2006/2/5)
「『負け組』っていうのは、むしろ、攻められるべきじゃないと」「むしろ負けることを恐れて、戦おうとしない人の方が問題だと」「チャンスがあったら逃げない、つかむような、挑戦するような努力が必要だと」−。
誰に向かって言っているのか? どうも最近は総裁選も「受験」のように「親子の二人三脚」で乗り切ることが流行っているらしい。「親」と「子」のどちらが「受験」するのかがときどき分からなくなってくるところまでそっくりである。もちろん「親」はコイズミ、「子」はポスト・コイズミ。
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